投稿日:2017/11/23 |最終更新日時:2017/11/24

長崎県=IR基本構想策定 有識者会議、アイデア公募を公表

カジノを含む統合型リゾート(IR)を推進する議員立法「カジノ解禁法案」(カジノ法)が2016年12月16日の衆院本会議で可決した。

九州地区でカジノ誘致にことのほか熱心なのが、長崎県佐世保市にある大型リゾート施設、ハウステンボス(HTB)だ。HTBは2016年12月16日「日本で最初のIRを設置できることになれば喜ばしい」とコメントがあった。。

長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボスは、エイチ・アイ・エス(HIS)の沢田秀雄氏が社長に就任した2010年以降、様々な新しいアトラクションやイベントの数々で話題をつくってきました。IR誘致に先立ちハウステンボスという土台が既にあるという強みとなっており、大村湾の無人島を当社が購入したことから、そこにカジノを設けるのではないかといった観測も出ていますが、そんな長崎の動きを追ってみました。

 

なぜ自治体が動くのか

全国各地でIRの誘致の検討が進む。各地の自治体、経済界は、早期に、IRの誘致を検討し、その態度を決定すべく動き出しました。

IR誘致は、自治体の発議である。首長、議会、地域経済界の協調が不可欠。
政府は、IR実施法案の成立後、速やかに地域、自治体からの提案募集を実施する見通し。

IR議連では、IRの地理的な配分ついて、「全国に10ヵ所ほど、道州制における広域ブロックに一つずつほど」の考え方を共有。同一ブロック内で二つ以上の誘致エリアがあれば、競合関係となる。

長崎県の動き

・2017年11月22日、長崎県は、IR基本構想の策定に向けた有識者会議、アイデア公募(RFI)を公表
・IR基本構想有識者会議について
-長崎県・佐世保市IR推進協議会の私的諮問機関として設置
-委員は、佐世保市、長崎県、九州などの学識経験者や観光関連の11名
-第1回は2017年11月27日に開催予定
・IR導入にかかるアイデア提言等の公募(RFI)実施について
-公募対象は、開発アイデア、参入の際の課題、インフラ整備、弊害防止対策等など
-12月に都内および長崎県内にて説明会・現地視察を開催
-募集期間は、2018年1月下旬から2月上旬頃までを予定

佐世保市の動き~IR事業主体は地域企業が中核

・2017年9月26日、佐世保市議会はIRに関する意見書を採択

・意見書の内容は以下の通り
-IR法整備の早期実現
-全国への経済効果の観点から地域バランスの考慮
-青少年への悪影響やギャンブル依存症の増加など懸念事項についての法整備

西九州統合型リゾート研究会は西九州の3県、すなわち長崎県、佐賀県、福岡県の経済界を中心に設立された。

・佐世保商工会議所は「佐世保から長崎IR構想への提言~地方型IRの実現に向けて~」を報告
・同提言は、2017年7月27日に長崎県知事に独自のIR構想として提言
・事業主体としては、佐世保・九州企業、ハウステンボス、海外事業者が、コンソーシアムを形成するイメージである

http://casino-ir-japan.com カジノIRジャパンより