投稿日:2017/11/24

横浜市 IR関連動向~賛成派と反対派の意見~

カジノを含む統合型リゾート(IR)施設の有力候補地とされる横浜市中区の山下ふ頭。 山下ふ頭には、四十七ヘクタールの敷地に倉庫など約五十棟がある。コンテナ船の大型化で、物流拠点が水深の深い本牧ふ頭などに移り、二〇一五年に市が大規模集客施設の導入を柱とする再開発計画を策定した。計画は政府が進めるIR構想と重なる部分が多く、有力候補地と見られている。

もちろん賛成だけではなく、反対の意見もある。今回はそんな横浜の意見をまとめてみました。

京浜急行電鉄~賛成派~

・11月20日、京浜急行電鉄は、2018年3月期2Q説明会資料を公開
・引き続き、IR事業への参画を検討
大規模な街づくりの機会として、京急グループの経営資源を最大限に活用
新たな事業機会を創出し、沿線全域の活性化に繋げる

プロジェクトチームを設置
立地特性等を活かし、事業基盤である横浜において検討
IR実施法案の成立動向を注視し、スピード感を持って参画に向けた準備を進める

横浜商工会議所~賛成派~

・9月28日、横浜商工会議所の上野孝・会頭は、記者会見
・(衆院解散に関連して、)「IR実施法案の審議が止まることは懸念事項。新政権で、早急な審議再開が大事」
・(横浜港運協会の主張に関連して、)「一貫してIRの開設を主張。市内の税収構造をみても、IRで税収を生んで活力ある産業を生み出す必要があるという主張は変えない」

横浜港運協会~反対派~

藤木会長は「カジノ反対。MICE中心HR。港湾人で」と言う意向を発表している。

・山下ふ頭再開発の方針は以下の通り。
1)MICEを中核にしたハーバーリゾート
2)同開発で年間1兆円規模の経済効果を目指す
3)カジノは不要
4)カジノは、市民の60~80%が反対
5)開発の主体は港湾人。IR/カジノ構想は我々港湾人を排除し、海外資本が中心となるリスク
・横浜港運協会は、横浜市に構想を提案する予定

林文子市長の考え

・2016年12月15日、IR推進法成立後、歓迎のコメント
「観光立国へ大きな一歩」
「IRは将来を一層確かなものとしていくために必要。市民にその意義を伝え、理解してもらえることに取り組む」
・2017年1月25日、IRへの態度を後退
「(誘致に)積極的に踏み込めるかどうか、まだ考えられない」
「具体的な動きをやっていくのは困難な状況」
「ギャンブル依存症の問題があまりにも大きい。解決する仕組みがなければ難しい」
・市長選(7月30日) 当選(3選)後のIRに関するコメント
「選挙戦の中で賛成の声とともに不安の声も聞かれた。国の動きも見ながらニュートラルな立場でしっかり研究していきたい」

菅・内閣官房長官の発言

市長選(7月30日投開票)前コメント IRについて「私はいいと思う」

・6月10日、菅義偉・内閣官房長官は、市長選についてコメント
「IRの中でカジノは一部。IRは、展示場、会議場、娯楽、宿泊などが一体の施設」
「そういう意味で、私はいいと思う」
・林市長の”IRについては白紙”スタンスについて
「ギャンブル依存症対策など、国会の動きを見極めるということなのだろう」

http://casino-ir-japan.com カジノIRジャパンより

今後の動きに注目

色々な意見がありますが、IRを含める・含め無いにしろ横浜市の再開発は進んで行く可能性が大きい。今もデートスポットとしても人気の高いみなとみらい~横浜中華街がどのように変わっていくか私たちも注目していきたいと思います。