2020年以降に向けて、日本に初めてカジノが出来ます。
そこでプロの仕事として新しい職業「カジノディーラー」が誕生します。日本ではまだ馴染みのないですが、世界では人気の職業です。
カジノディーラーの仕事って?
カジノディーラーは、カジノゲームの進行役です。
その仕事内容には
・初心者の方に対してのゲームルール等の説明
・ゲームに応じて、ルーレットを回したり、トランプカードをシャッフルしプレイヤーに配る
・ゲームに勝ったプレイヤーに配当を計算してチップを配布する
などがあり、カジノの花形的職業です。
カジノはエンターテイメント事業ですので、来て頂いたゲストに勝負の勝ち負けを気にせず、気持ちよく楽しんでもらえるように、場を盛り上げる会話や、スムーズで正確なゲーム進行を心がけ、最高の接客をするのがディーラーの手腕になります。
カジノってどういうところ?
カジノは欧州で生まれ、その後世界の多くの国において、上流階級の社交場及び庶民の娯楽として認知されてきました。
近年では、海外の観光客を集めて外貨を獲得する、雇用を生み出すなどの理由からカジノを設置する国が現れ、カジノ市場は成長を続けています。
現在、カジノ施設は世界の約140ヶ所の国と地域で設置され、約4,000施設以上が営業を行っています。その市場規模は18兆円を超えていると言われています。
また、アジアでは、マカオのコタイ地区を始め、ベトナム、フィリピンや韓国など複数の国で更なるカジノ施設が建設中で、その市場規模は今後も大きくなっていくことが予想されます。
カジノ施設の多くは24時間営業を行っており、スタッフは1日3〜4交代制として1ヶ所のIR型カジノで約1,000人〜3,000人のディーラー、スタッフが必要になってきます。
単純計算して、3〜5ヶ所にIR型カジノが出来た場合は約1万人のディーラー、スタッフが必要になることになります。
実際のディーラの将来性は?
海外では、「手に職」の技術者としてなりたい職業ランキングの上位にくる人気の職業です。なぜ人気なのかと言うと条件がすごくいいという事です。
集中力を切らさないため、ラスベガスでは1時間のうち40分働くと20分の休憩があります。
またディーラーにはランクアップシステムがあります。ディーラー部門だけでも多くのポジションがあり、フロアー、ピットマネージャー、シフトマネージャー、ゲーミングマネージャーと階級が上がって行きます。まずはディーラーからはじめて、ひとつずつステップアップして行くことになります。
海外では通常のディーラーで年収約400万円、ピット(ディーラー管理職)になると年収約1,000万円になるといいますが、その他にお客様からチップがあるためそれ以上の収入が見込めます。
韓国のあるカジノが追加ディーラーを募集したところ、約50倍の倍率での応募があったというほど人気の職業でもあります。
つまり、今の日本なら早く始めた人が、ディーラーのリーダーとして働くことができるという大きなチャンスがある新しい職業なのです!